読むと思わず絵が描きたくなる書籍『スケッチジャーナル 自分の暮らし に「いいね!」する創作ノート』

by Ai
Please share !!
Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter

最後に絵を描いたのはいつだったか覚えていますか?

子供の頃は自由に気が向くまま描いていたのに、いつの間にか「上手に描けない」「恥ずかしい」といった気持ちを持ったり、誰かと比べて挫折感を感じたりして、描くのをやめてしまった人もいるのではないでしょうか。

アーティストであり、文筆家でもあるハヤテノコウジさんの著書『スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート』(GB)は、大人になって絵を描くことから離れてしまった人でも思わず描きたくなるような内容が満載の一冊です。

English
This book is a volume packed full of know-how that will spur you to begin drawing, in spite of yourself.

It explains methods for recording your daily activities as illustrations in your pocketbook or notebook.

日々を記録するためのノウハウがたっぷり!

みなさんは、普段から自分の暮らしを何かに記録して振り返ったりしているでしょうか。

日記、写真、手帳……文房具がお好きな方は特に、様々な形や頻度で記録を残している方が多いように思います。

この本では、著者のハヤテノコウジさんが提唱している独自の創作スタイル「スケッチジャーナル」を使って、自分の過ごしている日々を記録する方法が解説されています。

手帳やノートなどの身近なツールを使って記録し、振り返りを通して自己肯定感を高めたり、ニュートラルな心を持ったりするための方法について、数々の実例付きでわかりやすく書かれています。

「始める」→「続ける」→「極める」といった項目ごとに、実際に著者のハヤテノコウジさんが描かれた品と、それぞれの項目にあわせた丁寧な解説もボリュームたっぷりで載っているので、見ているだけで楽しくなりますよ。

誰もが思わずチャレンジしたくなる内容

絵を描いたことがなくても、絵が苦手でも大丈夫。

実際に使っている道具が細かく掲載されていて、「スケッチジャーナル」の始め方、構図について、技法などが丁寧に掲載されているほか、描き方だけではなく続け方のコツについても丹念に書かれているので、きっとチャレンジしてみたくなるはずです。

私もこの本を購入し、拝読してから早速スケッチジャーナルを始めました。

カレンダーや手帳、ノートの一コマに日々の一部を記録して積み重ねていくのはとても充実感があり、溜まっていくイラストと共に自分の好きなことや興味のあることが見えてきて面白いです。

今はスマートフォンなどで手軽に写真を残せるので、気になったことや記録しておきたいことを写真や文字でスマートフォンに残しておき、お休みの日にゆっくりノートに描くのもいいですね。

まだまだ外出の難しい世の中ではありますが、その日食べた食事やお茶菓子のこと、お気に入りの文房具、ペットや子ども、家族のことなど、意外と身近に自分の関心があるものが溢れていることに気がつきました。

イラストの本というだけでなく、「スケッチジャーナル」を通して自分の心に寄り添い励ましてくれる、そんな一冊だなと感じます。

おうちで過ごす時間の多い昨今だからこそ、何気ない毎日に「いいね!」をしながら自分自身と向き合って心を整えるために、ぜひ「スケッチジャーナル」を楽しんでみてください。

Information

スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート(ハヤテノコウジ 著)|GB
https://gbeshop.thebase.in/items/46806435

 

Writer Profile

Ai
Ai
物心ついた頃からノートや消しゴム、ファイルや千代紙といった、色とりどりの文房具が大好きでした。現在も定期的な文房具屋さんのパトロールは楽しみのひとつです。国内海外問わず、可愛くて実用的な文房具が好きで、TwitterやInstagramにて使ってみた文房具や気になる文房具について発信しています。
Please share !!
Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter

お気に入りのノートとペンで、楽しくスケッチジャーナルを始めてみませんか?
何気ない日々も何だか素敵に思えて、毎日が少し特別に感じられるかもしれません(Ai)