実は手軽に使える!「ガラスペン」で“かく”を楽しもう
by 紅絹 Momiおうち時間を充実させるアイテムの一つとして、またいろいろなインクを楽しめるアイテムとして、SNSなどでも目にする機会が増えたガラスペン。
透明感があり眺めているだけでうっとりしてしまいますが、「どう使うんだろう?」「本当にちゃんと字が書けるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方へ、ガラスペンとは何なのか、どんな魅力があるのかをご紹介します♪
ガラスペンとは?
「ガラスペン」とは、ペン先をインクに浸してから書くつけペンの一種です。毛細管現象を利用していて、ペン先の側面にある溝にインクがたまり、それがペン先へ流れ出ることで文字を書くことができるようになっています。
ガラスならではの透明感は、ボールペンや万年筆などとは違った美しさがありますね!
わたしのお気に入りの一本
このガラスペンは私が初めてお迎えしたお気に入りの1本。「Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)」さんの「ガラスペン ほそ軸」です。
「Kemmy’s Labo」はイヌヅカ硝子工房のガラス作家・深澤亜希子さんのガラスペンブランド。一本一本丁寧に作られたガラスペンは、握りやすく書きやすいととても人気です。
SNSを通じてよく目にしていましたが、実物を初めて手に取った時、あまりの書き心地の良さに感激したのを覚えてます。
書き心地の良さ、カラフルな色のバリエーションに加え、私が購入したものは3,000円台と初めての方でも手に取りやすい価格帯なのもうれしいポイントです。
「Kemmy’s Labo」さんの他にも様々な作家さんがガラスペンを作って販売されているので、お気に入りのガラスペンを探してみてください。
ガラスペン選びのコツ
ガラスペンは一本一本職人さんの手作りなので、ペン先の太さや書き味も少しずつ違っています。
インターネット通販等でも購入できますが、もし可能あれば店頭で実際手に取って選ぶのがおすすめ!
デザインはもちろんですが、握った時のフィット感、紙の上でペン先を滑らせた時の引っかかり具合など、自分好みの書き心地のガラスペンを選ぶことで、より使うのが楽しくなります♪
購入前に試筆できるお店も多いので、ぜひ一度スタッフさんに訪ねてみてくださいね。
ガラスペンの使い方
ガラスペンは見た目の美しさから少し敷居が高そうに見られがちですが、実は万年筆よりも使い方は簡単!
使いたい色の万年筆インクを用意し、ペン先の3分の1から3分の2くらいの位置までインクに浸すだけ。
なんとこれだけで、だいたいハガキ約1枚分は書き続けることができるんです!
使い終わったあとは水洗いしてティッシュなどでやさしく拭き取るのみ♪
私はペン先が傷付かないようプラスチックのカップの中で洗うのですが、水がインクの色に染まっていくのを見るのも楽しみの一つです♪
色変えもお手入れも簡単にできるので、気分でインクを使い分けられて、カラフルな色のインクをいろいろ楽しめますよ♪
ガラスペンでお手紙
私はお手紙を書く時によくガラスペンを使っています。
ガラスペンを使うことで一文字一文字ゆっくり書こうと意識できるので、大切な方へより気持ちを込めて書ける気がします。
インクの濃淡も味わい深く、ボールペンとはまた違った魅力がありますね。
お手紙に限らず、大切な言葉を綴ったり絵を描いたりしても素敵です。
ぜひみなさんもガラスペンで普段より少し特別感のあるおうち時間を楽しんでくださいね!
Writer Profile
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幼い頃から大好きだった文房具の魅力をもっとたくさんの人に伝えたいとの想いから、現在文房具店で働いています。
一人一人に寄り添った接客を武器に、その人に合った文房具の提案、見てるだけでワクワクする!思わず使ってみたくなる!ような売り場作りやSNSでの発信に力を入れています。
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万年筆は時間が経つとペン先のインクが固まって書けなくなってしまうことが多いですがガラスペンはその心配がないので気楽にインク遊びできるようになりました!ぜひみなさんもお気に入りの一本に出会えますように……!(もみ)